书目

号泣する準備はできていた

内容简介

私はたぶん泣きだすべきだったのだ。身も心もみちたりていた恋が終わり、淋しさのあまりねじ切れてしまいそうだったのだから??。濃密な恋がそこなわれていく悲しみを描く表題作のほか、17歳のほろ苦い初デートの思い出を綴った「じゃこじゃこのビスケット」など全12篇。号泣するほどの悲しみが不意におとずれても、きっと大丈夫、切り抜けられる……。そう囁いてくれる直木賞受賞短篇集。

作者简介

東京都生まれ。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(集英社文庫)で第15回山本周五郎賞、’04年『号泣する準備はできていた』(新潮文庫)で第130回直木賞、’10年『真昼なのに昏い部屋』で第5回中央公論文芸賞、’12年『犬とハモニカ』(新潮社)で第38回川端康成文学賞など受賞作多数。絵本や翻訳書も多く執筆している.

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